30年分の洋服にけりをつけたい【片づけ作業ビフォーアフター】

30年前から洋服を一切手離したことのないお客様。

クローゼット部屋を片付けにおうかがいしました。
 
福岡で片づけ・収納のアドバイスをしている
ライフオーガナイザーの伊藤 牧です
 
片づけたい意欲はある。
でも・・・
忙しい毎日の合間をぬって片づけようとしても、
なかなか思うように進まない。
 
でも・・・
このまま衣類の整理を先延ばしにしていても、
結局家族に迷惑がかかる。
 
この機会に自分の手でケリを着けたい
との強いご決意が印象的でした。
ビフォー画像がこちら
(モニター様のため、画像掲載の許可はいただいています。
無断での転載はお断りいたします)
部屋の真ん中にある洋服の島。
奥にある衣装ダンスとの行き来の
さまたげになっています。
下の方にあるものは
引っ越してきてから
着ていないものがほとんど。
―着ていない服を処分すれば1日で片づきます―

・・・そんなこと、
依頼されたお客様ご自身が
一番分かっていらっしゃるんです。
それが簡単に出来るのなら、
とっくに行動されていらっしゃいます。
分かっていても、割り切れないこと、
行動にうつせないことなんて
沢山ありますよね。

もちろん『―着ていない服を―』
ような提案はいたしません。
今回も、ヒアリングでしっかりと
お話しをうかがいました。


そして恒例の一旦全部出す
さらにひたすら仕分ける、仕分ける!

もちろんただ仕分けていったわけではありません。

作業の最中も、
これからどんな洋服を着たいか、
今後の洋服の管理の仕方について、
ものの手放し方について、
その他色んなことを話し続けての作業でした。

他の部屋に保管してあった衣類の整理も含めて
17.5時間にわたる作業の結果がこちら。
タンスにも、
屈んだり身体の向きを変えたりせずに
スッとアプローチできるようになりました。
もちろんタンスの中身もスッキリ♪
左側に残っている段ボール1箱は
お客様自身でしていただく宿題。
この写真を撮った2日後に、
この段ボールも終わって
床が見えるようになりました!
との嬉しいご報告いただきました♪
その後も少しずつ、
家からものが出て行きだしたそうです。

アシスタントと一緒にガーッと作業して
短期間で劇的に変化するお部屋もあります。
時間と料金はかかるけれども 
私1人でコツコツと通って、
せかしたりせずにお客様のペースに合わせて
作業する時もあります。
今目の前にいるお客様が
どんなサービスを求めているのか、
訊く、聴く、察する、提案する、検証する。
片付けられなくてどうしようもなくて
悩んで追い詰められて
やっと家族に相談した時、
「こうすれば片付くじゃない」
って家族に言われた時の
{そうじゃない} 感。
正論を聞きたいわけじゃない。
それが私の原点です




 

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